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本物の役満。 [閑話休題]

牌の繋がりを粉々にした、リューイーソー。


それに対して、牌がしっかりと繋がっている今回の役満。


同じ、ソーズの和了であったとしても、


まったくその迫力は違う。

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前回のヘタレ緑一色から、4局後、オーラスにその事件は起こる。


そのお話のまえに、ある若者のことを、語らねばなるまい。


その若者と、あまり麻雀の話をすることはなかった。


1を知れば、10を理解するセンスの良さに、私が口出しすることなど何もないからだ。


リーチの使い方。 親番の使い方。 どれも、一言言えば、真綿のように吸収して成長する。


前に1度、こんな話をした。


「当たる、とおもう牌を、勝手な都合で切るのって矛盾しているよね?


だって、和了される牌だと思ったのならば、その牌を切る先の未来は存在しない。 そうは、思わないかい?」


私の話に若者は 「確かに、そうですね。」 そう頷いた。


以来、彼は和了されると思う牌を全て止めるようになる。


そのかわり、通ると信じた牌は全て切る。 そういうスタイルに急変した。


僅か2ヶ月で、恐るべき成長をしている。


実は、私の上家のその若者が、東ラスから4000点を切っていた。


ダマのチートイへの放銃。


後は、ツモられて減少した点棒。


南2局の彼の親番。 彼は、親でありながらも、


「最後の親番だから」という状況に甘えず、テンパイを壊し、南3局へ、局面を流す。


非常に整合性のとれた良い麻雀だ。


私は。


42000点くらい。ラス親2着目の親は、32000点くらい。


ちょっと嫌な展開。


ドラである中をトイツで擁したホンイツで仕留めようと、


56ソウのターツをはずそうとした瞬間 親のツモ切りリーチが入る。


打てない。6ソウは、一見通りそうだが、親リーチはソーズ本線だ。


チートイへ向かう私。


そして、数巡後、この親リーチに、上家の件の若者、初牌のドラを手出しで切る。


? おかしい。 やけくそで、ドラを切るような人間ではない。


捨て牌からすると、スーアンコーか? 確かにずっと手出しが続いているが・・・・・・・


数巡後 2ソウを静かにツモる若者。 1113456788999 九連だ。


258 7 待ち これだけの待ち牌がありながら、ストレートに2ソウをツモッた。


ツモ役満以外捲れない状況。


訊けば、猛烈な勢いでソーズが入ってきたという。


1ソウ9ソウは、立て続けに組みあがったそうだ。


ドラの中は、親がツモ切りリーチを打つ地点で通る。


親が中を2枚持っているのならば、シャボに受けず雀頭にしてよいターツを探すはずだ。


この時の親番はDJワカ。


重い彼の雀風からして、ドラ単騎リーチなど有り得ない。


この待ちになってもリーチを打たない若者。


この6面待ち。 理由は1つ、打てない牌は打てないからだろう。


危険牌を掴めば、このテンパイすら彼なら壊しかねない。


そして、この手牌。テンパイ時に引いた牌は3ソウとのこと。


4局前、私が欲した3ソウが、若者に力をあたえた。


私の過ちを咎めているような気がした。 4局前の親のテンパイも峻烈に脳裏に甦る。


二二二1113 999 西西西 鏡のような姿。


麻雀の神様はいる。 そして努力を決して裏切らない。


よくもそこまで我慢できるなあ。と感心するくらいの若者の我慢。


この役満ツモ条件下での九連の確率など天文学的な数字だ。


だが、奇跡は起きる。 何度でも何度でも。


諦めなければ、何度でも麻雀はその魂に呼応して共振してくれる。


この役満はプレゼント。


その価値有る道程についての、麻雀の神様からのご褒美だろう。 そう改めて感じる素晴らしい役満だった。 NEC_0439.JPG 





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