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4人で打つ、ということ。 [閑話休題]

 あしたのジョーを観ている。


小学生の頃、友人の家の3階の床に転がっていた


あしたのジョー。


原作は一気に読んだ。


絵柄も話も好きではない。


けれど、突き刺さる哀愁がある。


とても真実に近い何か、をこの作品に感じている。


力石を殺してこめかみへパンチを打てなくなった


ジョーに、力石が語りかける。


「よう、矢吹、どうした。」


「どうもしねえよ。」


「そうか、じゃあな。」


たった、これだけ。


言葉はない。


言い訳も、説明も皆無。


だけど、だからこそ、伝わるものがある。


表情ひとつから、読み取れることもある。


言葉ではなく、表情だから、読み取れることもある。


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某プロ雀士の方と同卓する。


彼にとっては、1円にもならない、


評価もされない、ただのフリーの対局だ。


真摯でよどみない打牌。


麻雀への想いが一打一打に刻印されているようだ。


そのオーラス、トップ目だった私が


「自らの和了で決着をつけよう」と


我慢が効かない自分を感じながら


シャンテンで離した中で、結果


3000,6000が生まれ終局した。


ちょっと、身勝手かな、


テンパイまで引っ張るべきかな、


との反省のなか、終局のご挨拶。


そのあと、わたしの視界の隅に


その雀士の曇った表情が残る。


その瞬間、全てを悟った。


ああ、そうか、中を止めてくださっていたんだな。


場を抑えて、他家に高得点を許さないために。


中を抑えた瞬間に、テンパイも狙えないだろうに。


それを、わたしは、自分のトップという安易な理由で


切り飛ばした。


楽で雑な麻雀。


結果よりも大切なこと。


中を抱えていると和了できない、形式テンパイも困難。


なら、和了となるまえに、切り飛ばさないと。


そして、余剰牌を打ち取るんだ。


こうして、文字にしてみると、


いかに自己中心的で、幼稚か、がわかる。


中を切らなければ、中を鳴けない他家は和了が困難になり、


その結果、高得点が生まれず、流局の可能性だってある。


カウンターを打てないテンパイの入らない状態で


切り飛ばした中は、責任の取れない牌。


和了牌になる前に、中を切り飛ばして


なまじセーフだったとしても、今度はその他家の


高得点テンパイと戦わなければならない。


中は捌き切れないから切る。


他の数牌なら、なんとかなるかも。


というのは、あまりにもいきあたりばったりだ。


ひろりん師匠の声が聞こえる。


「あんた、なんちゅう牌を切りよるんね。」


「すいません。」


麻雀の対して、真摯でない自分の浅はかさを痛感する。


帰りの電車のなか、たくさんのことを考える。


やはり、心のどこかで、麻雀を軽くみている。


言い訳の多い麻雀。


答えを求めすぎているのかな、と思う。


本当の諦観は、こういった目先の問答ではたどり着けない。


自分のたどり着きたい麻雀が何なのか?また、霧の中だ。


でも、自分が納得できなければ、意味がない。


中を止めることも、切ることも、


どちらも、きっと正しい。


問題は、自分がその打牌に敬意を払うことを、忘れてしまっていること。


もし、この中を切ったあと、自分が和了かなって


他家の高得点をつぶしてトップをとっていたとしても、


あのプロ雀士の表情で、その打牌について


私は深く考え込んでいるとは思う。


問題は、あのプロ雀士の表情をいただけなければ、


他家を我慢に気づけていない、という浅はかさにある。


麻雀は4人で打っている。


自分のことだけ、考えての自己満足は


サイコーにかっこ悪い。


さらに、そのことに気づけないことは、言わずもがなである。


不特定の方との対局においては、


挽回の機会など2度とない、と思って


本当に真摯に誠実に向き合わなければ、ダメだ。


最近は特に、麻雀は偽物過ぎて軽すぎる。


 


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あしたはどっちだ?
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